岡本太郎記念館館長の岡本敏子さんが死去-asahi.com岡本太郎さんの秘書を50年近く務め、後に養女となった。太郎さんの作品の研究につとめた。
岡本太郎が好きだ。先日大阪に行った際に初めて万博記念公園にいった。出迎えてくれた太陽の塔は、自然豊かな公園に静かに圧倒的な違和感を感じさせていた。その脇の広場には先日亡くなった丹下健三設計の鉄骨がたたずんでいる。この博覧会アーケードの名残は何の脈絡もなく、コンクリートの床から樹木の様に唐突に生えている。このお祭り広場が人々で埋まったのは私が生まれる前の話だ。

この訃報を聞いたときに思ったのは、一つの時代が終わったのだということ。くしくも環境と共生をテーマにする愛・地球博開催時の出来事で、何かの因縁めいたものを感じる。あんなに崇拝していた大量生産、大量消費はすでにロジックとして行き詰まってしまった。もう世界中どこにでもモノも情報もあふれ、逆に捨てる事にリスクが伴う時代。マスメディアがマスでいられるのはいつまでなのだろうか、などと考えてしまう。それが一世代時代が回ったという事なのだろうか。祭りが終わったあとの寂しさに酔っている暇は、ないはずだ。
岡本敏子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
追記:大阪万博関連のイベントが続くようです。
大阪万博DVD発売、
大阪万博35周年メモリアル展開催、
太陽の塔内覧会などなど。機会があれば行ってみたいですね、太陽の塔の中身。この間は断られてしまいましたので。