CNET Japanより
マイクロソフト、シンビアンと提携では携帯端末分野での直接的ライバルがアライアンスを推進しなければ、時間を買えない=生き残れない事を意味するのではないでしょうか。系列会社で開発を進める事よりも、自分にない強みを持つライバル会社と殴り合いをしながらも手を組む事の方が、結果的に市場占有に必要な時間を削減できます。この巨大OS企業MicrosoftでさえSymbianと組むというこの事態は、自社に確たる強みが有りさえすれば大企業とも対等に渡り合えるという好例になるのではないでしょうか。「真の顧客志向を生む プロダクトアウト戦略」(伊藤修著、ダイヤモンド社)と言う本を読んだ事がありますが、まさにそれにあった通りのことが目の前に起こっているようです。自社の強みとは何なのか、考えさせられる一件です。