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「激震マスメディア」
NHKスペシャル「激震マスメディア」を、テレビで見ながら、iPhoneでTwitterをするという、都会チックなダブルスクリーンな感じで見てました。

<キャスター>
●藤沢秀敏解説委員長
●黒崎めぐみアナウンサー
<ゲスト>
●日本新聞協会会長   内山斉  
●日本民間放送連盟会長 広瀬道貞 
●ドワンゴ会長     川上量生 
●ITジャーナリスト  佐々木俊尚
●学習院大学教授    遠藤薫  
●NHK副会長     今井義典 

という出演者を見て分かる通り、守旧派テレビ、新聞 vs ネット、学者軍という構図。
もったいない。しかもVTRが秀逸だったのに、スタジオに戻るとそれを拾わず、とたんに前段の「かくあるべき」論に逆戻り。非常にもったいない番組でした。そんな中でひとり佐々木さんが突っ込み役で切り込んでたのが印象的でした。番組ではTwitterで意見を募集していて、#nhk_media0322と言うハッシュタグ(検索キーワードみたいなもの)で繋がったコメントは、一部出演者も議論に参加するなど熱い盛り上がりを見せていました。

その同じ時刻にはアルファブロガーなネット論壇な方々が、裏「激震マスメディア」というUstream動画を配信していました。NHKが終わった後に見ると、既にアルコールが回ってくだくだな感じでしたが、ぶっちゃけトークをダダ漏れている面白さも含め、メディアのカウンターメディアとしては面白い取り組みでした。

再放送は3/29日(月)午前2:05〜の予定ですが、こういうひとまとめの流れがコミで、今回の「激震マスメディア」だったので、再放送だけ見てもさっぱりつまらないと思います。そこらへんがクロスメディアってやつなんでしょうね。だからネット vs 既存メディア論なんて本当は無意味なんです。

こういった諸々は逆に言えば、おっさんたちに任しちゃおけないぜ!と若手が奮起せざるを得ないという、既存メディアの現状を可視化したとも言えるかもしれません。そういう意味ではNHK Good Job! でいいのかな?
あとは自分らがなにが出来るか、足元見つめて一歩一歩、しかないですね。
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by nekotekikaku | 2010-03-23 02:08 | @新聞屋
「つたえびと2」という本を作りました。
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昨年に続き、今年も自費出版本を作りました。「つたえびと〜100人1冊本プロジェクト」と題して行っている活動で、一人1万円ずつ出し合い、4ページ分の表現スペースと1冊1000円の本を10冊もらえるというもの。なにかとお金がかかる自費出版を安く気軽に実現し、広く表現の場を提供したいと、私も組版、デザインでお手伝いさせてもらっています。

今回参加された44人の職業は、農業、学生、営業、デザイナーなど、普段文章を発表する機会のない方が中心で、北は北海道、南は沖縄、果てはアメリカから参加と地域も多彩。その方々の文章のとりまとめデスクは、ローカル・ビズカフェという地方紙の東京支社勤務の方とジャーナリズム系大学生が中心の勉強会で受け持ちました。全国(全世界?)で書かれた文章が、東京で編集され、佐賀で組版され、北海道で印刷され、全国へ向けて発送され、著者が地域で発信していく。そしてその仲立ちをしているのがインターネットです。

本のコンセプト作り、著者の募集、文章の校正作業、データのやり取り、進行管理、さらにレセプションのスピーチに至るまで、ネットが活用されています。本の内容は、決して全世界の全ての人を対象にしていないローカルなものですし、出来たものは非常にアナログな紙の書籍ですが、ネットがあるからこそできる出版形態だと思います。これからも地域や個人をより豊かにする方向で、ネットをいかに小さく密度を高く使っていくか、ものづくりの方向からお手伝いをしていければと思っています。

そして...本にご興味ある方は、ぜひ私からお買い求めください(^^)
よろしくお願いします。
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by nekotekikaku | 2010-03-19 19:30 | @デザイン屋