カテゴリ:@デザイン屋( 363 )
かっこいいって
博報堂が生んだ天才デザイナー佐藤可士和さんがデザインしたコーヒーメーカーの七変化から見るビジネスで結果を出すためのUI・UX改善の考え方 - ちびクロの細かすぎて伝わらないネットサービスの話

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 かっこいいデザインにする→利用者が分かりにくくなる→貼り紙されてデザイン崩壊 - ライブドアブログ

ちゃんと目的のコーヒーが買えるというUIになっていないので満足度が足りないのではというお話ですが、ビジネス的にはかっこいいカフェスタイルのコーヒーが、安価で、いつものセブンで、楽しめるという方が勝った=マクドやスタバから客を奪った訳です。そういう目的を達成したという意味で、佐藤可士和の筐体デザインはビジネスの成功に一役買っています。

とはいえ、ユーザー向けのデザインワークでは、それ以前の情報の整理が大事。

1)日本語の大小とLRが対応しない。大中と言えば中華雑貨屋(^^)
2)ローマ字で「ラージ」を入力出来る人も、普段LargeかRargeは人による
3)大分類、小分類が同じ書体で抜き文字
4)HOTとICEを色で判別させるなら、色部分の面積が足りない
5)英語が、字が読みにくい人向けにアイコンがあればなお良い

カッコイイのは一種の違和感なので。使いやすさを追求すればダサくなり、やがて風景にとけ込んでいくのが本当にいいデザインだと思います。この際各店の工夫を吸い上げ、統一感失われることで新たな習熟コストを利用者に負担させない程度、フロントパネルが志向地や販売店ごとに数パターン替えられる仕様が理想ですかね。

追記:早速改善案が色々と。これあたりはいい感じですね。でもレギュラーは「普」なのか「並」なのか。並の次は上、特上ですし。いっそ「ふつう」でいいのでは?
[PR]
by nekotekikaku | 2014-07-07 10:33 | @デザイン屋
iPhoneが壊れた
しかも出張の最中に!

待ち合わせの電話掛けるだけでも
携帯番号はネット上の連絡簿を見なくちゃ
そのためにどこかのネットカフェ入らなくちゃ
どこかでテレホンカードを買わなくちゃ
公衆電話を探さなくちゃ
公衆電話からの着信が取ってもらえないので、何度も掛けなくちゃ
掛けたらオレオレ詐欺に間違われないように、まず名乗らなくちゃ
携帯に掛けると度数ガンガン減るので、10円玉も用意しなくちゃ
とこんな感じ。
スケジュールも、アラームも、ネットも、地図も、経路検索も
ぜーんぶiPhone頼りだったので、飛行機にまで乗り遅れてしまい本当に大惨事でした。
出張には母艦を持っていくべきと言う見方もありますが、何のためのスマートフォンか分かりませんよね。
おかげで出来た時間で、うちと嫁さん方両方の親を見舞えたのがせめてもの救いです。

iPhoneは丸一日掛けて復帰はしましたが、
便利なものに頼り過ぎちゃいけませんね、という神の戒めなのか
新しいiPhoneに買い替えた方がいいよ、という悪魔のささやきなのか
どっちなんでしょうね???
[PR]
by nekotekikaku | 2011-01-31 20:38 | @デザイン屋
iPhone 4! よりも
世の中すっかり今朝発表になったiPhone 4に首ったけですね。TwitterのTLもiPhoneの話題で埋まっています。今回は事前にリーク画像が腹一杯で回った都合で、それほど感動的な驚きはありませんでした。新しく出来る事と言えば、動画が編集出来る、全面カメラでビデオチャットくらいで、あとはバージョンアップ(大幅ですが)したことくらい。それでも明日の新聞では大きく取り上げちゃうんでしょうね。

先日書いたあと冷静になってみると、家のeMacおよびMacproでできない自分のやりたい事は
1)iPhoneアプリを作ってみたい
2)出先でWebチェックしたい
3)出先でプレゼン資料を投影・修正したい
の3点になります。
1)はMacproの外付けHDにOS10.6&SDKを入れれば環境構築完了、 2)は遅いながらもiPhoneで渋々完結、 3)だけがネックでしたが、どうやら近々iPhone版のiWorkアプリ出そうな気配。幸いiPhone3GもiOS4対応が決まってますし、これが出るならVGAアダプタにも対応してくれる(はず?)ですから、なんだかiPhoneで完結しそうな予感。iPhone 4でもiPadでもすぐ買えちゃう金持ちと違って、パパ的には小遣い1.5カ月分でやりたい事全部入りのこちらに密かに期待しているのです。

でも一番楽しみにしているのは、深夜食堂でおなじみの安倍夜郎の第53回小学館新人コミック大賞を受賞したデビュー作「山本耳かき店」が、月末に単行本で出る事だったり。色々楽しみだー
[PR]
by nekotekikaku | 2010-06-08 11:52 | @デザイン屋
iPadは決断を迫る
b0020765_13514468.jpg本日iPadが発売されました。

各地のSoftbankショップやAppleストアには長い行列が出来、マスコミが朝から大々的に取り上げ、産経はわざわざ新聞に連載まで掲載されていました。iPadとノートブックの違いはざっくりこんな感じでしょうか。


■iPad: 完成されたエンタメ空間で「使うもの」
 例え)インターネットを見る個人向けテレビ、DSiLLのiPhone版、オープンな電子書籍。カンタン×機能限定×消費
■PC : そのエンタメ空間自体を「作るもの」
 例え)動画や文章を編集する道具。何でも出来る魔法の箱。複雑×無制限×制作

今まではネットを使うと作る、その両方をノートブック一択で担って来たんでしょうけど、これからは目的に合わせ分化していくんでしょう。Youtube見て、メールして、家計簿つけて、年1回年賀状をつくるくらいのライトユーザーには、iPadに必要なものが入っていますし、エレガントな UIは機械やシステムを感じさせず、家電としての所有欲をも満たしてくれます。使いやすいツールを提供することで、クリエーターに支持されプロシューマーを生んできたAppleですが、iPodからつづく顧客の個客化と消費者化は、このiPadで完結したのではないでしょうか。

今朝並んでいた人たちは、たぶん「作る」ために「使ってみたい」人が多かったのではないでしょうか。だからこの盛り上がりは決して一般的なものではなく、広がるか否かは料金設定とサービスが「家電」として消費者が価格相応と認識されるかどうかであって、iPhone同様普及までしばらく時間がかかるのではないかと考えています。

iPadは自分は「使う」人になるのか「作る」人になるのか、決断を迫る非情なデバイスです。私は...世のお祭りを横目に涙をのんで、Macbookを買う気がしています。残念ながら「作る」人でしか生きていけそうも無いので、自分の道具は自分で持っておかなくては。ま、もちろんお金さえあれば両方買いますけどね、当然(^^)
[PR]
by nekotekikaku | 2010-05-28 11:28 | @デザイン屋
「つたえびと2」という本を作りました。
b0020765_19234424.jpg

昨年に続き、今年も自費出版本を作りました。「つたえびと〜100人1冊本プロジェクト」と題して行っている活動で、一人1万円ずつ出し合い、4ページ分の表現スペースと1冊1000円の本を10冊もらえるというもの。なにかとお金がかかる自費出版を安く気軽に実現し、広く表現の場を提供したいと、私も組版、デザインでお手伝いさせてもらっています。

今回参加された44人の職業は、農業、学生、営業、デザイナーなど、普段文章を発表する機会のない方が中心で、北は北海道、南は沖縄、果てはアメリカから参加と地域も多彩。その方々の文章のとりまとめデスクは、ローカル・ビズカフェという地方紙の東京支社勤務の方とジャーナリズム系大学生が中心の勉強会で受け持ちました。全国(全世界?)で書かれた文章が、東京で編集され、佐賀で組版され、北海道で印刷され、全国へ向けて発送され、著者が地域で発信していく。そしてその仲立ちをしているのがインターネットです。

本のコンセプト作り、著者の募集、文章の校正作業、データのやり取り、進行管理、さらにレセプションのスピーチに至るまで、ネットが活用されています。本の内容は、決して全世界の全ての人を対象にしていないローカルなものですし、出来たものは非常にアナログな紙の書籍ですが、ネットがあるからこそできる出版形態だと思います。これからも地域や個人をより豊かにする方向で、ネットをいかに小さく密度を高く使っていくか、ものづくりの方向からお手伝いをしていければと思っています。

そして...本にご興味ある方は、ぜひ私からお買い求めください(^^)
よろしくお願いします。
[PR]
by nekotekikaku | 2010-03-19 19:30 | @デザイン屋
iPad登場
b0020765_16542450.jpgいわゆるでっかいiPodtouch、もしくは10年進化したエアボード?

噂のAppleのタブレットマシン「iPad」が未明に発表されました。日本での発売はWi-Fi版は3月下旬、3G対応版は6月以降※修正:Wi-Fi版は3月末、3G対応版は4月。
機能で言えばFlashなし、カメラなし、電話なし、マルチスレッドなし...と書くとあまりすごくないですね。
でもこのiPadのすごいところは

●予想を超えた安さ 499ドルから
2年半前iPhoneが発表になった時に、4GBで499ドルからでした。電子書籍端末のAmazonのKindleDXが489ドルですので、大抵の予想サイトが700〜1000ドル近辺を予想していました。でも、それはパソコンと考えての価格。家電として捉えれば、個人所有の家電(例えばゲームとか)が5万円を超える事はないですよね。iPadはパソコンをリプレースするものではなく、情報家電なんだという明快なメッセージのためには500ドルの壁は越えなくてはならなかったはず。〜5万円の客と〜10万円の客は価格に対するシビアさが違いますので、ガチでkindleとやり合う価格の上限は必然的にココ。

●自在な戦略のために 独自チップ採用
こういう革新的デバイスづくりのためには、PS3のCellのように特化したチップ開発が欠かせません。Appleが買収したP.A. Semiconductorの成果「Apple A4」チップはHD動画を最大10時間見られる、ION/Tegraには真似出来ない省電力&高性能。これがなければ正直微妙なデバイスだったはず。それを自社開発出来る環境になったという事は、新聞で言えば輪転機自社開発しました、と同じ意味。そういえばPowerPCで痛い目も見ていますし、ね。今後Appleの情報家電戦略にあわせたチップ開発が出来るとなれば、汎用品を使わざるを得ない競合他者にとって何にも替えがたい恐怖だと思います。電子教科書など教育目的での導入でも、10時間駆動は絶対的なアドバンテージになりそう。クロサカタツヤさんの意見に全くの同意です。

●教育とバイラルに効く iWorkに最適化
案外重要じゃないかなと思うのが、iWorkへの完全対応。セミナー講師がMacBookでプレゼンする事で、暗闇に浮かび上がるリンゴマークで聴衆を洗脳してきたApple。iPadによるプレゼンスタイルってカッコいいし、この1.2年はその場で話題に出来ますよ。実際私も出たてのiPodPhotoで社長プレゼンして、面白がられて企画が通った事があります。ヒマナイヌさんも書いているように、教育現場では電子教科書でノート取ったり、動画で学びながら、それを使って研究発表。完璧なパッケージです。あとは筐体にマッチするスマートな無線ディスプレーシステムが出来ればいいのですが。

●手元開発資産が生かせる iPadアプリとiBook
過去の資産が生かせるのがiPadアプリの魅力。今年後半登場するSDKがどうなるか分からないKindleAPPより、開発者はiPadアプリ開発に力を入れるでしょう。そしてKindle独自のMOBI形式と違い、Nook,Readerなども採用しているオープンなePub形式を採用するiBook。開発者を増やす事はエコシステム維持のために欠かせません。電子新聞に課金しようが、115円アプリがあふれようが、印税70%時代に突入しようが、AppleはiTunes Storeに開発する人とユーザーがいさえすれば、iPadを売ればいいだけなんですから。

Appleがパソコン屋から家電屋にじわりとシフトして来ましたよ。次あたりAppleTVが本当のテレビとしてヤマダ電機に並ぶんじゃないでしょうか!?
どこか電子新聞作って年間契約の人にiPad無料で配りましょうよー。まず私が契約しますよ。
新聞、出版、テレビ、ラジオの業界の皆さん! さあ、iPadにのるか?そるか?


追記:日本語のページが出来ましたね。http://www.apple.com/jp/ipad/
また、発売日が記されてます。
* Wi-Fiモデルは3月末発売。
* 3Gモデルは4月発売。
[PR]
by nekotekikaku | 2010-01-28 20:19 | @デザイン屋
Appleの新デバイスいよいよ登場!
久しぶりのAppleネタです。
iPhone登場に次ぐ盛り上がりを見せているタブレットマシン「iSlate(仮)」ですが、いよいよ2時間後にはその正体が判明します。
MacIIから愛用しているいちAppleファンとして、毎日MacProとにらめっこしているいちデザイナーとして、同人本の電子書籍化をもくろむいち書籍編集者として、電子新聞の未来を重ね見るいち新聞社員として、大大大注目です。

で、今のうちに勝手に予想してみますと、
・10インチくらいの静電誘導型有機ELタッチパネル。
・OSはiPhone3.2でマルチスレッド。UIはデスクトップがないDashbordでアプリはガジェット。両手で持ったまま使えるよう、ソフトキーボードは両サイドに分割配置。ポインティングはファミコン風なパッドも。
・Flash正式対応。
・電話(3G)が使える=当然キャリアの値引きありで499ドルから
・NYT電子新聞アプリが9.99ドル/月
という非常にオーソドックスなデバイスになるのではないかと。

むしろkindle storeがガチで当ててきているiTunesの電子書籍サービスが興味津々です。
Appstoreやkindlestoreのように、そのシステムに乗ったが最後、既存メディアやコンテンツ屋さんは価格の焦土戦になってしまい、コロプラのようにソーシャルな仕組みで、周縁で地味に稼いでいくのが主流になるのでしょう。音楽がそうだったように、ライブなものしか生き残れない時代になるはず。だから生活者の近くにいる、かつまだ信頼されている地方紙には、目があるのではないかとも思います。

ともあれ、あと一時間後!と思ったら1日間違えてた...orz
[PR]
by nekotekikaku | 2010-01-27 01:24 | @デザイン屋
Ustream Live Broadcaster
b0020765_19301070.jpg秋からiPhone遣いですが、昨日出たUstream Live Broadcasterというアプリに衝撃を受けました。

これを使えば誰でもiPhoneだけで動画実況できるという物。
ノートPCにカメラとモデム繋いで...をしなくていいんです。

じゃ、今後テレビや新聞は何を流すべきなんでしょうね?

(と144文字でつぶやいてみました)
[PR]
by nekotekikaku | 2009-12-11 19:32 | @デザイン屋
まるいち的風景
b0020765_20205317.jpgAmazon.co.jp: まるいち的風景 : 柳原 望

行動トレースロボット「まるいち」が繋ぐ人間模様を描いた少女マンガで、ロボット研究界での行動指標とされているのでも有名な作品。1995年から連載開始ですが、古さを感じさせないそのIT化社会への先見性と現在でも根強いファンが居るため、昨夏描き下ろしを加えて文庫本で再販されたものです。

まるいちは人間のする事を真似るだけのロボットですが、どんな行動でも真似られてしまうため、利用者の意思次第でそこに犯罪やテクノストレスなどの可能性が秘められています。その一方で、まるいちを通じて今まで見えなかった人と人の関係性が可視化され、登場人物たちは新しいコミュニケーションの形を模索していきます。技術を拒絶する事も出来るはず。電話も昔はそうでしたが、もう今では電話なしの生活は考えられないように、技術で得るものと失うものもある、それに気づきうまく折り合いをつけながら次の時代に進んでいく。そうした事を私たちはずっと続けていくのでしょう。「まるいち」を「インターネット」と置き換えると、今の時代で分かりやすいかも知れませんね。技術が社会へとけ込むヒントがここにあります。

そんな重めのテーマを、煮え切らない技術者2人の軽やかなラブコメで包んであり、非常に読みやすいのが特徴。装丁もすっきりし少女マンガが苦手、という人も気軽に楽しめます。是非是非この夏休みに、このブログにやってくるメディア関係者、広告関係者、そして学生のみなさんに読んでほしい一冊です。
[PR]
by nekotekikaku | 2009-08-11 20:38 | @デザイン屋
KJ法の川喜田二郎氏死去
川喜田二郎さんが死去/佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの

KJ法に出会って、情報デザインというものを初めて意識しました。いまでも夜中に一人ブレストをするときに、ちまちまと紙に書いたりMind Mapに落としたりという作業は、このKJ法がベース。Kawakita Jiroから一生逃れられないのかもしれません。合掌
[PR]
by nekotekikaku | 2009-07-09 18:10 | @デザイン屋