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事故米7百キロ、病院などに納入
中国産毒入りギョウザはどこ吹く風。三笠フーズの汚染米事件は、結局中国という国が悪いわけではなく、限界以上のコスト削減はリスクも増えるとの警鐘です。消費者もそろそろ「何でもかんでも安く」を求めるだけではなく、相応のコスト負担を考える時期に来てるんでしょうね。フェアトレード的な何かが。
そこで必要な事はコスト:リスク比率をクリアにし、選べる権利を確保する事です。世の中にはリスクを取ってでも安く食いたい人もいるでしょうし、金はあるから完全に安全なものを欲しがる人もいるので、その自由は確保したい。その一方でリスク情報は信用できるデータでなければいけない。その信用を担保する機関がお役所である必要は全然なくて、新聞社がやってもいいし。なんか小さい測定器でも大量に配って、ユーザーに食ったものレビューしてもらうのも手な訳です。それが結果自分の食の信頼性向上に役立つなら、Amazonなみに参加するユーザーって多そうですが?
愛と勇気と少しのお金をみんながシェアできる社会を守る、それにコミットできるジャーナリズムなり新聞社であり続けられればいいですね。逆に高コストすぎるぜ!と反感を買ったりして。