共存したい
みなさんTBありがとうございます。マスコミの中で暮らしていると、果たして自分がどこに重心を置くべきか分からなくなります。自分は記者でもなく客観的とも思いませんが、新聞社員だと言うだけでなにかと言動に公共性を求められます。でもそれは佐賀新聞社の見解が求められているので、個人の意見を前に出す事はなるべくしないようにしています。そうでないと、混乱を助長させる事にもなるからです。
昨年末県内で銀行の取り付け騒ぎがありました。当時新聞社の携帯サイト運営を一人で担当しておりましたが、報道の姿勢は問い合わせには応じるが正式発表は夕方の記者会見を待ってから、というものでした。これは新聞社的には正しいやり方だと思います。ただ、現実昼過ぎから市内は大騒ぎで、普通にお金を下ろしにいった社員は取り囲まれ、問いつめられたそうです。このとき私は報道と銀行関係の者に事実確認の上、15時頃にサイトトップに風評に惑わされぬようにと掲示しました。PC用サイトは本社発表を待っての18時頃公開でした。
どちらが正しいのでしょう。私の行動は社的にはフライングをしたのでしょうが、お客さんの求める情報は素早く提示していく方が良い、と考えての個人的行動でした。これがblogによってもっと情報が早く叩き上げられるのなら、もっと早く混乱が回避できたかもしれません。かといって、途中段階のエントリで情報をさらに混乱させる可能性も否定できません。そのためのある意味の情報制御も必要でしょう。今でも私の中で非常に悩んでいる部分です。
やはり、マスコミとblogの共存がその解決の鍵を握るのではないでしょうか。切って捨てるのではなく、おたがい良い関係を考えさせてほしいと思っています。長くなって申し訳ありません。
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by nekotekikaku | 2004-11-04 12:21 | @新聞屋
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