JやMやFやのこと
毎日新聞がJ(ジャンボ)字を出してからと言うもの、周辺が騒がしいようです。読売が各社に紙面の12段化を働きかけていたのですが、いよいよ本日付で3/31付から12段化とM(メガ)文字採用との告知が出ました。これに対抗するかのように西日本新聞が同じく本日付でF(フォルテ)文字を3/24から採用するとの社告が。Mは面積比で23%、Fは12%のアップとなるそうです。毎日がカードを上げる(自己申告)なか、一歩タイミングを外すと読売の拡張団も入ってしまい、主戦場の福岡市内で苦戦する西日本としては面白くない。このリーク合戦(もしくは大人の取引)はなかなかおもしろかったですね。春には数社実施するのではないかとの噂が飛び交っていますが、読売の発表を受けて、この週明けまでに何らかの動きがあるのではと勘ぐっています。

読売の一連の動きは毎日潰しも意味もありますが、自社の編集14段、広告15段という制作・レイアウト上の不都合を解消したいとの思いがあるように感じます。既存の5段=1/3で割り切れる12段で統一できれば、製作が簡素化され、あえて不評を押し切って腹切れレイアウトを採用した自社の顔も立つとの見方ではないでしょうか。情報量も以前に比べて、ほぼ変わらないようにできると書いてありますが、その分広告出稿が減っているのでは、との見方もあるようです。

広告的には半端が出る段数の広告も含め、料金改定は避けて通れないでしょうから、この機会に単価が上げられるか、クライアントを繋げるか、はたまた値崩れしクライアント離れになるか、営業にとっては勝負どころだと思います。どちらにせよ、新聞はますます減り続けるであろう現読者=高齢者に最適化したメディアへの道を歩むはずです。逆にもっと情報量や特化した内容を、という新規顧客=若年層の意見をどのような形で取り込んでいくのか、編集面でも知恵のしぼりどころです。しかしその打開策がネットやフリーペーパー頼りなら、あまりにも悲しすぎる気がします。
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by nekotekikaku | 2008-02-15 23:08 | @新聞屋
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