ANYの対抗軸
産経MSN:ANY会見 1 2 3 4 に掲載されている通り、昨日、朝日、読売、日経がANY構想を正式に打ち出してきました。ANYは2010年の情報通信法で突然死を迎えかねない全国紙の最後っぺではないかと思っていますが、会見で言っている事はあながち間違いではないと思っています。郵政公社ですら地方の簡易局を1000以上切り捨てての民営化を迫られているわけですから、宅配網をとるか専売制をとるかはいつかは決断を迫られるべき問題でしたし、特殊指定問題での公取委との意見の擦り合わせも出来ていたのでしょう。業界内では激震だったこのニュースも、一般市民的には郵政民営化以上に「?」な、所詮業界ネタにすぎません。

そんなネットだけではなく販売も(輪転機も?)協業の時代です。ANYなんてものにやられてる暇もないので、対抗軸として県紙同士が1つになって作る新聞があってもいいのかなと思っています。地方ではまだまだ県紙が横綱ですが、道州制導入で県という単位が無くなり、一気に崩壊する可能性も否定できません。だからこそ県紙同士がどのような新聞を作り続けていくべきか話し合い、横に手をつなぎ、ローカルというものの範囲を構築し直し、中央集権とオサラバする必要があると思いませんか? 決して47NEWSがFACTAでけちょんけちょんにやられてるから言ってる訳ではありませんよ。

先日IGAS(印刷機材団体協の展示会)を見てきましたが、毎時1000部20ページ建てのオンデマンド新聞が刷れる印刷機は既に数億円で売られています。5年もすれば1億を切るでしょう。それを県内数十拠点置き、より小さい新聞社を目指す事も可能になります。それを県で束ねれば県紙になり、全国で束ねれば全国版になる。そんな生活に根ざしたメディアを既存ローカルメディアは自分たちで作るべきだ、と私は思っています。
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by nekotekikaku | 2007-10-02 04:47 | @新聞屋
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