国立新美術館
b0020765_14571468.jpg出張中に無い時間を縫って国立新美術館(THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO)に行ってきました。あの東京都知事選に出馬している建築家の黒川紀章作の建物が有名な美術館ですが、収蔵品を持たない美術館として異色。国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」の方を見てきたのですが、展示がすばらしかった、久々のヒットでした。

物質と人との関わりを紐解く企画ですが、国内外のあらゆる美術館から必要な作品をレンタルする形で構成するスタイルは、収蔵品を持たないことの軽やかさを追求したもの。持ってきた作品たちもデュシャンの「泉」やセザンヌの「ラム酒の瓶のある静物」などの一流どころから、民芸運動まで幅ひろい。展示スペースも1フロアぶち抜きで余裕を持って作ってあり、とても見応えがあります。これだけの作品をしっかり集めきれる学芸員の腕を見せつけるかのような、系統立てた展示にただただ圧倒されるばかりです。「内容が薄い」「カタログ的だ」との批判もあるようですが、オープニング企画として美術への誘いをテーマとするなら、これ以上の企画は無いでしょう。

19日までこの企画展はやっているようですので、是非東京近辺にいく方は見に行ってみてください。ちなみに秋葉原でメイドカフェに行きたかったのは、これに感化されてレディメイド!と洒落てみたかっただけです。
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by nekotekikaku | 2007-03-11 14:54 | @デザイン屋
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