UNIQLO PAPER N°1
b0020765_2135070.jpgUNIQLO PAPER N°1はユニクロが出しているフリーペーパー。やっと手に入れました。

B4判100ページ。厚口上質紙、赤の糸とじ。新しいロゴ。ほぼ全て英語、ドル表記。そしてタダ。

あえて紙で。この表現で。ユニクロは日本を文化ごと輸出しようとしているのです。

B判にこだわるのも日本独自の規格だから。ラインもロゴも日の丸の赤、そしてユニクロの赤。ヲタクに代表される日本のポップカルチャーが海外に認知されるのに伴って、カタカナのロゴで佐藤可士和が世界に勝負をかける。意図が分からない向きは、UNIQLO PAPER TOKYOという解説書も。

入手はTSUTAYAで。SYNCHRO/FROM TOKYO TO NEW YORK compiled by FPMというNY店開店記念コンピが出ているからですが、Culture Convenience Clubの名の通り文化を手軽に手に入れるインフラとしての共通点があります。デジハリと組んでコンテンツ供給の立場に回ったのも記憶に新しいですね。

UNIQLO PAPERサイトは、雑誌をそのまま掲載し、クリックすると拡大・移動できる直感的なナビゲーション。本家UNIQLOは中村勇吾の幾何学生物のようなインターフェース。ともに日本のCoolを発信しています。

この一連のキャンペーンに、既存メディアがどれだけ関われているでしょうか。このフリーペーパーを誰かクライアントに提案しにいったでしょうか。ユーザーは既に既存メディアというインフラを介す事無くユニクロのブランド体験をしている事に、もっとメディアの広告担当の人間は危機感を募らせて欲しいのです。紙がネットに負けたのではなく、紙の可能性をネットの脅威にかこつけて自ら狭めているだけでは。それこそ次のメディアになりたがっているモノたちの思うツボです。ユーザーのライフスタイルに合わせた情報インフラとして、私たちに提案できる事はまだあるはずです。
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by nekotekikaku | 2006-11-16 03:12 | @デザイン屋
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