昼過ぎ停電復旧。
嫁さんから昼過ぎに復旧したよとの電話あり。これでやっと仕事に没頭できそう。
やっぱり何のかんの言って、家族が困ってる時に仕事どころではないでしょう。

しかし、電気がなくなるととたんに情報が制限されます。テレビやネットはもちろん、電話も繋がらないし、情報摂取はラジオと町内放送、情報発信は携帯だけ。ろうそくだけの暗い夜が明けて、朝に新聞が届くのがこんなに嬉しかったろうか。

でもそこで書いてあった事は被災者へ向けてではなく、「市民」へどんなにすごい被害だったかを伝える記事ばかり。どうしたら停電やガスが復旧するのか、どこに連絡すればいいのか、近所の避難場所は、休日開いている病院は、この後どんな吹き返しの被害が来るのか、瓦などのゴミはどこに捨てるのか、冷蔵庫あり合わせのものでなにが作れるのか、そんな被災者の生活のための情報が知りたい。ド派手かつ悲惨さを演出する写真グラフは必要ありません。

お客様窓口があまりに繋がらないので、九州電力の窓口に直接いきました。うちの場合は変圧器の故障だろうとの事でしたが、問い合わせの多くがブレーカーが落ちていただけだったと聞きました。その対処法を載せるだけでも、復旧を待ちこがれている人により早く連絡がつくはずです。もっと生活者の身に沿った情報を提供する事こそ、ローカルメディアの役割ではないでしょうか。不特定多数=市民は全国紙の視点です。地域を区切る事でできる事があるはず。市民を誰と認識するかは案外重要ですよ。

それができなければ、地方紙は単なる全国紙の希釈版、もしくは全国向けの通信社、もしくは通信社の下請けに徹するだけの存在になりはしないでしょうか。
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by nekotekikaku | 2006-09-19 20:46 | @日常屋
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