災害傷病者を救うIT
b0020765_14115489.jpgBCNによると、大規模災害時に傷病者を迅速に救う傷病者管理・追跡の新システムが開発されたそう。現在傷病者の管理タグをデジタル化することにより、情報の共有と一元管理が可能となり、本人確認や治療の迅速化が図れると言うもの。いわば「傷病者のトレーサビリティ」とも呼べるこのシステム、大災害時の情報混乱を少なくできそう。

仕組みはデジタルペンで筆跡を読み、まとめてサーバーに送るという物。またタグに印刷されているQRコードでサーバーにアクセスすることで、本人の写真を送信出来たり、治療に必要な情報を得ることが出来る。本来医療機関同士の連携のために開発された物だが、家族・親戚が一番知りたいのも同じで本人が今どこでどう言う状況にあるか、ということ。それが知りたくてテレビに釘付けになる親戚も多いのでは。これがしっかり機能し出せば、家族・親戚の情報不足に夜不安はある程度解消されるかも知れない。ITはこんな使い方も出来るんだ、と感心しきり。

問題点は現場での通信手段だろうか。普通にしていると災害地域では携帯電話の9割規制が掛けられて、このような活動がうまく運ばない恐れがある。通話とデータ通信が区分けされていた第2世代以前は、災害時に通話が規制されてもメールなどパケット物は普通に使えたようだ。第3世代ケータイからは通話もデータも一緒の帯域をつかうらしい(と聞いたことがある)ので、その点に不安がある。病院関係者は登録して優先的に帯域を使わせる態勢なども必要かも知れない。それはマスコミに対して以上に優先度が高くあるべきではないか。結果マスコミに対してもより正確な情報が入るのであれば、それを分散広報することで互いにwin-winになれるのでは。あいてぃーだからと商売のことばかりを考えている私に、自戒を込めて。
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by nekotekikaku | 2005-12-14 14:46 | @新聞屋
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