勝負の時:蒼海副島種臣展
b0020765_22555350.jpgここ一番、勝負しなくてならない仕事というものはあるものです。そんないくつも無いデザイナーとして久々に気合いが入る仕事がやって参りました。佐賀新聞社が毎年年初に行なう大型展覧会ですが、平成18年は「没後100年 蒼海 副島種臣 —全心の書—」のイベント周り一式を私猫手が任されました。佐賀新聞の題字にもなっている蒼海の書をどう見せるか、浅葉克己氏などが手がけた後だけに、身震いがする思いです。

副島種臣は幕末の佐賀藩士、明治の政治家として知られます。一方、明治天皇の侍講を務める程の学識を有し、漢詩人、能書家として優れた詩と書を残しました。特に「全心」をこめて書く事を基本とした種臣の書は、明治に置いて際立った存在にあり、書道史の中では積極的位置づけが今日盛んに行なわれています。明治38年(1905)1月31日(実際には30日)種臣が死去して、まさに100年が経過します。これを期にこれまで最大規模の回顧展を佐賀発で全国巡回を行なうわけです。ギャラリートークには石川九楊先生も来られる予定と、蒼々たる企画です。

先日副島種臣研究をされている先生2人とお話をさせていただきましたが、入れ込みようが尋常じゃありません。目がマジ。そのために生きていると言っても過言ではありません。その片鱗はこちらから。作品選定はOKもらいましたので、後は私が作品と、いや蒼海といかに対峙するか、です。作ったり切り刻んだりせず、きれいに凪がせるデザインに徹したいと考えています。いざ、勝負。
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by nekotekikaku | 2005-08-08 23:40 | @デザイン屋
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