本日9時9分
長崎新聞Webコラムが開設されました。9人の執筆者が毎週火曜日に寄稿する形で、もちろんトラックバック、コメントも受け付けています。驚いたのはサーバーがライブドアにあるところ。新聞社は取材から販売まで一貫した自前主義が基本で、サーバーも自社アドレス下以外は認めていませんでした。それだけに今回の外部サーバー化、しかも「あの」ライブドアという事で少々驚いています。些細な事かも知れませんが、くだらない自尊心を捨てて実を取る戦略は、社内的には大英断だったのではないでしょうか。前向きな姿勢を大いに賞賛したいと思います。
カナロコから始まるネット上での一連の新聞の市民との対話路線は、だいたいのところ大荒れする気配もなく進行中。内容的にもローカル情報や私的なコラムなど、正直絡みづらいのも一因かも。もし本気で議論の場を提供し、経済的立場を越えて具体的な行動に結びつける事が出来れば、新聞社のブランド戦略は急転換するに違いありません。ブランドは実績と体験が作るもので、炊飯ジャーやチケットが作るものではありません。
さて、コラムの第1回の話題は「チベットの餃子」。さて、どう絡むべきか。