嬉野フグ特区計画が絶望的
残念と言うか、所詮庶民の食べ物じゃないと開き直るか。食品安全委員会がフグの無毒化育成に「安全とは言いがたい」として待ったを掛けた。これにより、事実上佐賀県嬉野町の「フグ特区」計画が無くなってしまいそう。町おこしの起爆剤として期待されていただけに、地元の落胆は(知り合いも含め)想像に難くないです。
フグ毒テトロドトキシンは、元々フグが持っているわけではなく、毒をプランクトンが食べ、それをフグが食べる事で蓄積していく物だそう。フグを有毒生物から隔離し、無毒の餌で育てる方法で無毒フグが開発されていた。長崎大学の研究グループが特許も取っているのに、省庁間の異なる見解に地元が翻弄された形なんでしょうか。以前の見解で「5000匹のフグの無毒を確認調査しても、5001匹目が安全であるとは限らない」ってなんなんでしょ。
元々険しい道だったとは言え、これまでの地元の努力はどうなる? 2年後の各県持ち回り宴会の目玉はどうなる? 実は私にとっても由々しき事態なんです。

追記:申し訳ないが...さんありがとうございます。長くなったのでこちらへ。
私も残念ながら今回の裁定は真っ当だったと思っています。確かにフグ産業はホルマリン問題を含めてダークな印象は否めませんし、フグ毒が相当数の致死量があることも認めます。しかし、食べてみたかったぁ、客に食べさせてみたかったぁというのが正直な感想です。「これで死んでも自己責任です」のような確約書をかわすなどして、何とかこのチャレンジを認めてあげられないかなと思った訳ですが、やっぱりダメですよね(^^)
即効性のある治療薬がない以上、その場での対処の仕様もない訳で、万が一を考えると自分の子供に食べさせる訳にはいきませんしね。話題と安全性を天秤にかけてはいけません。
カワハギの肝もおいしい(らしい)んですが、温泉水を使った養殖で熱帯性の何かを養殖するなど、別の視点で何かうまいものや名物が出来ないものでしょうか。今回のフグも地域特性を生かしているとは言いがたい部分もありました。でもフグ肝食べてみたかったなぁ(しつこい)
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by nekotekikaku | 2005-06-27 19:54 | @新聞屋
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