佐賀城下おひな祭りに行ってきた
b0020765_6474281.jpg
きのう久しぶりの休みらしい休みを取り、佐賀城下おひな祭りに家族4人で行ってきた。徴古館に飾ってある鍋島藩由来のおひな様など見所満載。商店街の有志も頑張って盛り上げようといろいろなイベントを仕込み、県外からの観光客の誘致にも積極的。空き店舗にも持ち寄ったおひな飾りが雅を競う。町おこしの一貫としてはとても成功している事例ではなかろうか。

一番の目当ては旧古賀家で見た鍋島小紋のひな人形。胡麻柄の独特の細かい模様が愛らしく、きらびやかな佐賀錦とはまた違った現代風な風情を醸し出している。中でも源氏物語をモチーフにした非常に雰囲気のいい衣装の柄と顔だちの人形がとても気に入ったので、娘のためのひな人形として作家の方に制作を依頼することにした。量産はできないものらしいので、仕上がるまで1年ほど待たなくてはならないのだそうだ。残念ながら初節句には間に合わなかったが、地元由来のひな人形を持たせられる幸せと引き換えなら待つ甲斐があるというもの。大きくなってもお気に入りでいてくれるに違いない。

引っ越しで市内にとんと縁がなくなって、久しく商店街の雰囲気を見ずに過ごしたけれど、今回のひな祭りであらためて商店街の活気がなくなっていることを憂いてしまった。再開発ビルエスプラッツの再生も緒に就いたばかりで、このまま何年再々開発まで待たされるのかと店主たちに疲労感がにじむ。どうしても佐賀などは自家用車がないと不便であるが故、生活用品購入は郊外の大型店舗に客が流れがちだ。しかし富士屋食品などここにしかない商品を扱う老舗があるのも古くからの商店街の特徴だ。そんなオヤジから1本5000円の鰹節を話を聞いたりするとき、自分たちがいかに大量宣伝、大量消費に隷属して生きているか思い知らされる。未知の領域を知るようなそんなこだわりを、この祭りの際にでも若い人が感じ取ってもらえたら商店街再生が現実のものになる様な気がするのだが。
[PR]
by nekotekikaku | 2005-02-28 21:22 | @日常屋
<< イランでブロガーに14年の懲役刑 新聞のデザイン調査をしてみよう >>