新聞のデザイン調査をしてみよう
しばらく放ってある新聞のデザイン論争ですが、一度ある程度まともに設計した読者調査をしてみるのも悪くないと思っています。幸い社内のマーケティング部門が隣のシマにありますので、私もネットリサーチを少し勉強しつつ、ブログ読者の皆さんにアンケートをお願いし、それを分析してみるのも面白いかなと。記事内容への調査や、面別接触率などのデータはかつても取られてきましたが、デザインとしてとらえた調査は行われたことはほとんど見当たりません。デザインにせよジャーナリズムにせよ、社内や関係者で論じていても、所詮作り手の発想から抜け出ることは難しいでしょう。読者の意見は読者に直接聞いてみなければ分かりません。

厳密に言えば私の様な関係者がアンケートを作成、実施するとどうしてもバイアスが掛かってしまいますので、専門の方にお願いしたい所ではあるのです。すると数十万円単位でお金がかってしまうのが玉に傷ですが。また、ネットリサーチは最近多く見かけますが、母集団の偏りが激しく、RDD法などと比べて平均的世相を反映しているとは言いづらいのが現状です。その偏差を平準化できるか、もしくはネットリサーチ特有の値としてそのまま受け止めるのか、など正直分からないことだらけです。

ですが、新聞がこのままの形であることに疑問を感じ始めた今、とにかくいろいろな人の本音を聞いてみたい、そしてそのニーズに合わせた新聞を作ってみたいという気持ちがあります。今まで通り上っ面だけの読者調査で満足していると、作る製品を見誤ります。厳しい意見も理不尽な要求もあるでしょうが、真摯に耳を傾けその裏にあるニーズを汲み取ること、そこからしか話は始まらない気がしませんか。その上で各職種での専門性を活かしていけばいいのではないでしょうか。

答えは目の前にある、あなたに見る意志と理解するだけの経験がないだけだ。そういわれている様な気がします。
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by nekotekikaku | 2005-02-26 15:45 | @新聞屋
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