リアルタイム中継が終了、その後
ガ島通信での新聞労連青年女性部集会・リアルタイム中継が終了した。新しい試みで大変だったでしょうが、お疲れさまでした。私も参加したかったのですが都合上失礼しましたので、リアルタイムで更新される様子を興味深く見つめていました。

ガ島さんは「準備不足」とおっしゃってましたが、記者に限らず新聞社員の中でネットに対しての取り組みや、読者・クライアントに向けての意識が準備ができている者がどれくらいいるでしょうか。本来ですと新聞製作に従事する者が皆共通意識として持つべきことですが、奇しくもそれが出来ていない事が、この採録で確認されてしまいました。

新聞は「業種のデパート」と言われるくらい多様な仕事内容の集積で成り立っています。自前で何でも出来る分、自分の殻に閉じこもりがちです。ともすれば記者は記者だけでジャーナリズムを語り、印刷は印刷だけで印面を語るといったセクト主義に陥りがちです。自分の事に専念するあまり、自己弁護に走る姿は見ていて大変痛々しい。そんな人種を世間様がどう見ているか、並の調査では本音は聞こえてきません。以前社長が問題発言をしたとき、読者の方に自宅前で大声で2時間説教された事があります。読者がそこまで追いつめられている事、私がそこまで追いつめられないと読者の本音に気づかないことにハッとさせられました。新聞社員がいかに世間を威圧しながら新聞製作を行なっているのか、この会のどのくらい参加者が肌身に感じた事があるのでしょうか。

それぞれに立場は違っても、いい新聞が作りたいという事に異論はないはずです。ならば「いい新聞」とは何かを皆で話し合う場があればいい。紙面刷新会議も新聞社内での論議に限らず、顧客と作り上げて行ければプロダクトアウトでもマーケットインでもない共存関係が生まれてくるのではないか。それがこのようなblogのような場なら出来るのでは、と思っているのです。

今後もこのような試み、楽しみにしています。
[PR]
by nekotekikaku | 2005-01-22 15:24 | @新聞屋
<< Movable Typeに脆弱性 ブラックユーモア >>