「つたえびと2」という本を作りました。
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昨年に続き、今年も自費出版本を作りました。「つたえびと〜100人1冊本プロジェクト」と題して行っている活動で、一人1万円ずつ出し合い、4ページ分の表現スペースと1冊1000円の本を10冊もらえるというもの。なにかとお金がかかる自費出版を安く気軽に実現し、広く表現の場を提供したいと、私も組版、デザインでお手伝いさせてもらっています。

今回参加された44人の職業は、農業、学生、営業、デザイナーなど、普段文章を発表する機会のない方が中心で、北は北海道、南は沖縄、果てはアメリカから参加と地域も多彩。その方々の文章のとりまとめデスクは、ローカル・ビズカフェという地方紙の東京支社勤務の方とジャーナリズム系大学生が中心の勉強会で受け持ちました。全国(全世界?)で書かれた文章が、東京で編集され、佐賀で組版され、北海道で印刷され、全国へ向けて発送され、著者が地域で発信していく。そしてその仲立ちをしているのがインターネットです。

本のコンセプト作り、著者の募集、文章の校正作業、データのやり取り、進行管理、さらにレセプションのスピーチに至るまで、ネットが活用されています。本の内容は、決して全世界の全ての人を対象にしていないローカルなものですし、出来たものは非常にアナログな紙の書籍ですが、ネットがあるからこそできる出版形態だと思います。これからも地域や個人をより豊かにする方向で、ネットをいかに小さく密度を高く使っていくか、ものづくりの方向からお手伝いをしていければと思っています。

そして...本にご興味ある方は、ぜひ私からお買い求めください(^^)
よろしくお願いします。
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by nekotekikaku | 2010-03-19 19:30 | @デザイン屋
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