デラックス!ですよ
b0020765_21565687.jpgみんな大好き電子ペーパー端末kindle2に、兄貴分のkindle DXが登場しましたよ。既にあちらのクニでは予約受付中です。

Amazon.com: Kindle DX: Amazon's 9.7" Wireless Reading Device (Latest Generation): Kindle Store

デラックスという響きにうっとりしちゃう昭和な人にも、本を持ち歩きたくないものぐささんにもお勧めできそうな大画面&見やすいE-inkの電子ペーパーは、kindle 2より面積で2倍半の9.7インチ。解像度は1200 x 824 (150ppi)、16階調グレイスケール。重量は約 525g、内蔵ストレージは4GBと、電子新聞端末としては現在現実的には最高のまさにデラックス仕様。お値段も$485とこれまたデラックスですが、それでもiLiadなどと比べると半値+αなんですよね。

そこで問題なのがビジネスモデル。県外向けPDF電子新聞をはじめているところは数社あり、各社今すぐでもできますが、それをどのような形で配信し、端末代をペイした上でどう事業収入を上げていくか、広告やチラシの収入はどうなるか、が見えているところはまだありません。デバイスだって専用機なのか、テレビなのか、パソコンなのか、携帯派生型なのか未知数なので、今回もThe New York Times, The Washington Post, The Boston Globeの大手紙ですら「トライアル」で参加中。もしかして、今だったらうちが一番乗りできるかも!?

でも個人的な感覚なんですが、思索と想像の世界に身を置きながら文章を「読む」という行為には、リフレッシュの挙動やフォントの粗さなどが、まだまだ邪魔をしてる気がするんですよね。きれいになったとは言えまだまだ150ppi、印面がアレと言われる新聞ですら900dpi以上あるわけですから、情報を入手するとか、調べるとかとは違うリッチな体験が出来るかどうかが読書端末の価値だと思います。何かの部分でそれがないと「ネットブックでいいじゃん」となりかねないんですよね。それ以上いけると踏んでAmazonはウィスパーシンクを出してるんでしょうけど「いっそこのサイズで紙の新聞出す方がいいんじゃね?」と思っちゃう私の脳みそが昭和ですか、そうですか。

ともあれここ数年で勝負が決しそうなこの分野。御社の備えは万全ですかー?
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by nekotekikaku | 2009-05-07 22:31 | @新聞屋
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