「Oh!MyLife」「OhmyNews」終了
市民・ネットジャーナリズムの走りとして注目され、韓国版に次いで2006年8月に創刊された「OhmyNews」ですが、この4月24日で閉鎖になるそうです。すでに市民記者にも通知メールが流されており、翌25日以降は記事にもアクセスできなくなるようです。

「Oh!MyLife」「OhmyNews」のサイト閉鎖について

【重要】サイト閉鎖のお知らせ

ソフトバンクからの出資とともに、鳴り物入りで登場した「OhmyNews」でしたが、編集長のネット音痴、編集体制の旧態依然ぶり、記事の偏り、市民記者への報酬の低さなど複数要素が絡み、日本では決して大きなうねりになる事はありませんでした。その後のブログ・SNSやWeb2.0ブームなどで個人が気軽に情報発信できるようになると、そもそも市民メディアを既存メディアの手法で作ると言う、その存在自体が陳腐化したきらいもあります。

生活情報サイト「Oh!MyLife」に衣替えするも支持は集まらず、昨今の不況と相まって閉鎖となったようです。くしくも本家韓国でもOhmyNewsが持ち上げたノムヒョン大統領が失政と揶揄され、一時の勢いは既にない様子。ライバルだった(?)ライブドアPJ、JANJANなど市民記者形式のところは軒並みどこも低調で、ひとり気を吐く炎上メディアJ-CAST、という構図に見受けられます。その代わりにはてブやNEWSingなどの市民アグリゲートメディアは着実に浸透し、アジャイルメディアネットワークのようなブログレップも登場。既存大手もYahoo!Newsがトピックスエディターを募集したり、大手小町が人気を博すなど、市民を交えたメディアづくりが加速しています。

ネットの登場で、既に情報の担い手は4マスだけではなくなりました。しかしネットが既存メディアの100%代替になる必要もありません。その中で良質なジャーナリズムを担保するには、プロはプロの仕事を、アマチュアはアマチュアなりに、互いの特性を生かした社会参加が出来る枠組み作りが必要です。そのプラットフォームを新聞が担えればいいのですが...無理っすかね?
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by nekotekikaku | 2009-03-25 20:41 | @新聞屋
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