メディアの胎動 : つたえびと、スイッチオン、WOMJ
最近私が参加しているメディア系プロジェクトを3つご紹介。それぞれやってることも、運営主体もバラバラですが、新しいことへ自らチャレンジしたい人たちの集まりは、やはり熱気が違います。

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■つたえびと〜100人1冊本プロジェクト
主催:ローカルメディアネットワーク(LMN:mixi内コミュ)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=108680

2005年にmixiの中で始まった地方メディア在職者限定のコミュニティ。ここの主催者の呼びかけで、100人で1万円ずつ出資し一人数ページを執筆、1000円の本を10冊ずつ作ろうの会。今回はハーフスタートということで、メディア系を中心に教授、学生、農家の方、地域活動家などなど様々な約50人が「今伝えたいこと」を熱く語っています。LMN名義でISBN申請もしてみましたので、形だけは世界最小の出版社「LMN出版」の誕生です。
私はデザイン担当として組版・デザイン一式をさせていただいてます。今がまさに修羅場。執筆者は大まかに校了が出てますが、問題は私マターの表紙や扉などその他用件部分。3/14に立教大で行われる出版記念パーティに向けて、印刷用版下作りに悪戦苦闘しています。いやぁ、本作りって本トに大変です。

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■スイッチオンプロジェクト
主催:学生運営委員会、有志デスク
http://blog.goo.ne.jp/321switchon

「スイッチオン」プロジェクトは、新聞、テレビ、ネット、雑誌などのマスメディアで活躍するジャーナリストやエディター、メディア研究者が、組織の枠を超えて協力。大学生記者と取材を行い、記事や映像といった作品を制作する、実践的で実験的なプロジェクト。要するに日本初の本格ジャーナリスト教育をやってみようの会。有志のデスクは坪田知己氏、磯野彰彦氏、河井孝仁氏、美浦克教氏など実践派ぞろい。今度3月8日(日曜日)15時から立教大学でシンポジウム「ジャーナリストはやめられない 〜若者×プロから生まれる表現、学ぶことへの可能性〜」というのをやるようですので、おもろいことに敏感な方は顔を出してみるといいかも。
私はこの昭和なロゴとチラシ、概要書の作成をお手伝いさせていただいています。テーマは「温故創新」。レトロの郷愁ではなく、モノづくりニッポンの基盤を支えた確かな技術と勤勉さで、再度新しい価値を作り出したいという想いを込めています。企業ジャーナリズムのOJTが機能不全を起こしつつある中、このような草の根の教育活動が是非実を結んでほしいと願わずにいられません。


■WOM Japan
主宰:WOMマーケティング協議会設立準備会
http://womj.jp/index.php

今注目されているクチコミマーケティングの市場の健全な育成と情報共有、啓発を目的とする業界団体の設立を目指して発足。米国にあるWOM(The Word of Mouth)協議会の単なる翻訳ではなく、日本の実情に合わせた指針を作ろうの会。現在MLにて熱い議論が交わされています。
私は単に参加してるだけ。MLに目を通しているだけですが、そもそもWOMとは何か?などゼロからメディアを作っていく興奮と葛藤が、青臭くも熱を持って渦巻いています。


なにかと叩かれがちなメディア周辺ですが、可能性の芽が潰れたわけではなく、切り株の根元からは必ず新しい芽が生えてくるんだなぁと感じる3つのプロジェクト。寒い冬にここらへんだけはみんな手弁当でいい汗をかいて頑張っています。そんな人たちをできる範囲は小さいけれど、佐賀の地は遠いけれど、これからも応援していければと思っています。
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by nekotekikaku | 2009-03-03 19:44 | @新聞屋
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