既存メディアようやく競争時代
今週末はいろいろと大きな動きがありましたね。

■電通、cciを完全子会社に TOBで全株取得へ

昨年の機構改革からの流れでしょうが、ますます電通の4マス離れが加速しそうです。ではその他の手段はと言った時に、ネット事業ですら電通頼りの現状(47Clubは実質cci運営)では、新聞広告の自律的な再生は不可能に近いのではないかとさえ思います。

■Softbankが「コンテンツ得パック」を提供開始

合計5,000円相当の人気サイトが月額315円で使い放題となるようです。
内容もニュース、芸能、スポーツ、テレビ、占い、釣りなど過不足なく新聞社コンテンツに当ててきています。 当然様子を見て他社も同様のサービスを提供するでしょう。新聞社の唯一まともなネット収益事業だった携帯課金ですが、これによりコンテンツ価格が崩壊。 新聞社のサイトもこの輪に入るか入らないか、PC版Yahoo!な感じになるんでしょうかね。 これでユーザーが+α支払うコンテンツ料金は着うたくらいになるのでは。

そこへきて
■公式携帯サイトでのNHKのニュース配信開始に関し懸念申し入れ

もうそこが論点じゃないでしょ、新聞協会。立場上言っとかないかんのは分かりますが香ばしすぎます。 餅は餅屋といってニュースの質向上に力を入れてきた(はずの)新聞社ですが、 よそが何をする以前に自分たちは、餌(PVかせぎ)のつもりで餅(コンテンツ)ををタダ同然で配っている訳で。 その餅の需要自体が落ちていたり、餅の品質が低下したりに気づかないし、揚げてかき餅にすると文句言うし。 ネットブックが出てきて、国内PCメーカー大慌てで後だしじゃんけんの図と似てますよね。

お客さんのために何が出来るか、そのためにどれだけの価値を提供出来るか、それがメディアに問われている「だけ」の話です。どれだけお客さんの広告宣伝活動、あるいは販売促進活動のお手伝いが出来るか、どれだけメディアの先に顔の見えるユーザーを喜ばせ繋いでおけるか。営業も報道も「量か密度か」ではなく「量も密度も」求められています。

メディアも本当の意味で競争の時代到来ですね。
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by nekotekikaku | 2009-02-01 13:54 | @新聞屋
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