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「競うのは速さじゃない」 新聞広告キャッチコピーに挑戦:佐賀新聞の情報コミュニティサイトひびの
この記事は日本NIE学会などの研究の一環で実施した授業で、車の広告にキャッチコピーを付けたと言うものなのですが、一瞬新聞広告自体に付けたコピーかと空耳ならぬ空目しました。 1分1秒を争う速報という意味では、新聞はネットやテレビには勝てません。そうであれば、新聞でなければ伝えられない価値とはなんなのでしょう。それは半日早いスクープでもなければ、ぶら下がり記者会見でもなければ、バイト動員して大挙押し寄せる酒井法子被告の傍聴でもないはずです。 焦らず騒がず、節度と信頼の情報源であることで、ユーザーとクライアントのコミュニケーションの深化に関わり続けられるメディアとして生き延びていければと思います。 週末の佐賀市長・市議会議員選挙で、市内は街宣カーだらけです。出勤時には隊列を組んでノロノロ運転をする候補の車がずらり。これがヤンキーなら補導されるレベルの騒音&通行妨害ですが、なぜ取り締まられないのでしょう。そのなぜに答えてくれた、その名も「選挙」という映画がありました。 川崎市議会議員補選に出馬した落下傘候補を、いかに組織総動員で当選させたかに密着したドキュメントですが、その密着度とバカバカしさがハンバないのです。 プロのスタッフに怒鳴りつけられ言われるまま頭を下げ続ける候補、誰も足を止めない駅前の辻立ち、老人しか居ない講演会、仕事辞めて子を作れと言われ続ける妻の愚痴...。普通の人が担ぎ出され選挙という渦の中で翻弄される悲哀、そして日本の選挙の滑稽さが、演出の少ない映像から滲み出て来ます。誰が立っても組織の下駄を履いて当選出来るのですね。その候補も1年後の市議選では公認を得られず、不出馬となったそうです。 誰得? それから4年、そんな与党が大敗、政権交代し、投票すれば良くも悪くも時代が変わることを、私たちは実感しました。間接民主主義では社会に意思を伝える一番の手段は、残念ですがやはり「選挙」です。私は小城市民ですので選挙権はありませんが、一人でも多くの冷静な意見が反映される事を期待しています。 参考 ・佐賀市長・市議選特集(佐賀新聞 ひびのニュース) ・映画「選挙」オフィシャルサイト
すでにマスメディア以外の様々な所で語られている、民主党による記者クラブ開放のお話。私がその諸説以上の知見は持ち合わせていませんので、まとめるだけにしときます。
そもそもの発端は、以前から記者クラブ解放に意欲を見せていたジャーナリスト上杉隆氏が、3/24小沢代表から言質を取ったところから始まります。 ■【小沢氏続投会見】(4)完「イチローのように頑張る」(24日夜):MSN産経 「政権交代が実現したら記者クラブを開放して首相官邸に入るのか」との問いに、「どなたでも会見にはおいでくださいということを申し上げております。この考えは変わりません」と応じています。 さらに5/17の鳩山新代表就任会見で、上杉氏は念押しし鳩山氏にも明言させており、マニュフェスと説明会でも神保哲生氏が確認しています。 ■マスコミが伝えなかった記者クラブ問題=民主党鳩山代表の就任会見 この時点で記者クラブ開放は、すでに半ば「公約」として、ネットメディアでは認知されていました。 しかし、それらの部分を報道するマスメディアはほぼ無かったと記憶しています。 そして8/30に民主党が圧倒的な勝利を収め、政権を取った訳です。 しかし、9/16の鳩山首相就任記者会見では、当の上杉氏や神保氏は官邸に入れず、内閣記者会と数名の雑誌記者のみの会見となりました。この事の報じ方は好対照で、マスメディア側として共同通信は「会見の雑誌への開放」ととらえ、新聞労連が声明を出した事務次官会見の廃止を批判。一方ネットメディアは、記者クラブ開放しない事に「公約違反だ」として各人が抗議のエントリを上げ始め、ネットメディア界隈では不満が増殖して行きました。 ■新聞が書かない民主党の「公約破り」:週刊朝日「ダメだめ編集長日記」 ■非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆:ダイヤモンドオンライン「週刊・上杉隆」 ■なぜ記者会見がオープンでなければならないのか:神保哲生オフィシャルブログ ■新たなメディア規制である省庁会見の廃止に抗議する:日本新聞労働組合連合 ネットの中でも、ミニブログTwitter上では、以前より活動している民主党議員の逢坂誠二氏と藤末健三氏がおり、ユーザーはReTweet(コメント引用)や@(返事機能)で批判のコメントを届けました。その中で逢坂氏が「 もう既に「公約破り」とか非難の声があるが、ちょっと気が早すぎるかも。政権スタート後、まだ2日目です。」と発言した事で、「まだとはなんだ!」と炎上(コメントが殺到すること)しました。 ■逢坂議員の「Twitter 炎上」の件:POLAR BEAR BLOG しかしその後逢坂氏は「記者クラブの件、マニフェストじゃないにせよ、選挙前に鳩山現総理が発言しているのですから、しっかりと実行すべきです。」と発言を軌道修正、藤末氏も「なんとかしないと民主党の信頼にかかわります。」と共闘を組む事をコメントで報告しました。 そしてそれを受けてか、9/18ついに岡田外務相は記者会見を全メディアに開放すると発表しました。このままこの流れが進むのであれば、この日は記者クラブが開放された記念日になるでしょう。 ■記者会見を原則開放 岡田外相、全メディアに:47news 首相就任会見の開放方法の指示は、民主党からなのか、記者クラブ側からなのかは分かりませんが、政権内でもいろいろと思惑が錯綜しているようですが、そもそもそういうのを調査報道をするのがジャーナリストの仕事ではないでしょうか。ぜひ今後じっくり時間をかけて解明してほしいと思います。 ■記者会見クローズの主犯と鳩山さんとリバイアサンの関係:神保哲生オフィシャルブログ 今回の一連の騒動から学べた事は ○一次情報は公有されており、もう一括で誰かが握る事は出来ない ○個人は既にメディア化しており、何でも発信できる半面、批判を受け入れる対話力が必要 ○政権というルールが変われば、取材手法というツールも変わらざるを得ない ということ。 物事には功罪がありますが、「口約」として記者クラブ廃止をうたった政権が国民の信任を受けた訳ですから、 その事は関係者一同重く受け止めるべきではないかと思います。 じゃ、最後は 「ジャーナリズムは組織ではなく意識に宿る」: 猫手企画 くらいなまとめでOK? 今日、佐賀新聞の情報コミュニティサイト「ひびの」の会員が10000人になりました。2006年10月のプレオープンから約3年での1万人。露出の数(マスメディア)ではなく、地域の繋がり(コミュニケーション)の場作りとしては、「1万人」という数字自体にあまり意味は無いのかもしれませんが、ともあれ仲間が増える事は喜ばしい事です。これも見守ってくださったり、参加してくださったみなさんのおかげです。ありがとうございます。参加者の数が増えればコミュニティの形は変わっていくかもしれませんが、変わらず「日々の」「衣食住」から離れない地域生活に根差したメディアであってほしいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
多分私は元来ものつくり人なので、感覚、感情優先で理論的な脳みそをしてないんだと、この5年ブログをやってて気付きました。
分析やら評論やらする前に、まずブツを作っちゃう、それをネタにいろんな人に話を聞いて揉んで行く、って方がどうも性に合ってるようです。 そもそもこのブログだって勢いで始めたようなもんですしね。 また、いままでするすると言ってしていなかった「するする詐欺」もやめます。 各方面の信用も納期も失ってしまいましたが、これまでに溜まったみなさんの期待とあきらめの数々は、徐々に遡って実行していきます。 ごめんなさい。 ブログやらつぶやきやらで、非論理的文句ばっかり言ってても、何も変わりません。 歩きながら手で考え、手で作る、そんな1年にしたいと思う、猫手企画@新聞屋の6年目でした。 今後ともみなさんのご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
テレビ朝日は8:00には当選を打つなど、選挙報道は速報合戦の様相。
当確、落確、記録関係が乱れ飛んでいます。 精度の高い予想は必要でしょうけど、所詮開いてしまえば分かる事。 その意味や影響の分析に、より力点を置いて報道してほしいものです。 調査報道、解説報道こそ、今後の新聞の存在意義になるはずです。 単なる祭りで終わってほしくないですね。
【09衆院選】鳩山氏、上杉、寺島両氏を首相秘書官などに (1/2ページ) - MSN産経ニュース
兄弟の下につくことになるのか、おもろいなぁ。 ネットではマスコミ癒着だと騒いでますが、それは違う。従前より表明されている民主党の記者クラブ廃止論を補完する施策で、むしろマスコミ激震だと思いますよ。さらに民主党は総務省からの通信・放送行政の切り離し(日本版FCC)設置などで、官から民へ権限委譲し、既存メディア・キャリアの既得権益の切り崩しを計る予定。無論いままでのロビー活動も一からやり直しになるはずです。電波オークションでGoogleやらに取られるやんか、という向きもありますが、そこは制限すればいいし。 政権が変われば日本が変わる、かもしれない。それを肌で感じる事が出来るのは、あきらめている若い人に政治に目を向けさせ、自分で将来社会を作るという意識付けにはなるのでは。各業界的にはどうか分かりませんけど。ああ、私はどちら支持でもないですよー 選挙終盤に差し掛かり、各所で激戦が伝えられています。そんななか、佐賀新聞公式コミュニティ「新人記者の選挙見聞録」が18日オープンしました。新人記者2人が実名で投開票までの約2週間、選挙にかかわるさまざまな現場を歩き、「見て、聞いて、考えた」ことをつづりながら、「ひびの」のみなさんと語り合います。<佐賀新聞のコミュニティ「ひびの」への登録が必要です(無料)>ひびのも今度の10月で丸3年になりますが、報道系では初の公式コミュニティ開設となります。ブラックモンブランとの新製品開発や、ショッピングセンターアルタとのイベント連携など、営業系では実績を積んで来ただけに、おそるおそるの第一歩です。是非ご覧頂き感想などお寄せいただければ、彼らの励みになるかと思います。なにかと閉鎖的だと言われがちな業界の開かれた窓となるよう、この流れがゆるやかに加速していければと期待しています。 Amazon.co.jp: まるいち的風景 : 柳原 望行動トレースロボット「まるいち」が繋ぐ人間模様を描いた少女マンガで、ロボット研究界での行動指標とされているのでも有名な作品。1995年から連載開始ですが、古さを感じさせないそのIT化社会への先見性と現在でも根強いファンが居るため、昨夏描き下ろしを加えて文庫本で再販されたものです。 まるいちは人間のする事を真似るだけのロボットですが、どんな行動でも真似られてしまうため、利用者の意思次第でそこに犯罪やテクノストレスなどの可能性が秘められています。その一方で、まるいちを通じて今まで見えなかった人と人の関係性が可視化され、登場人物たちは新しいコミュニケーションの形を模索していきます。技術を拒絶する事も出来るはず。電話も昔はそうでしたが、もう今では電話なしの生活は考えられないように、技術で得るものと失うものもある、それに気づきうまく折り合いをつけながら次の時代に進んでいく。そうした事を私たちはずっと続けていくのでしょう。「まるいち」を「インターネット」と置き換えると、今の時代で分かりやすいかも知れませんね。技術が社会へとけ込むヒントがここにあります。 そんな重めのテーマを、煮え切らない技術者2人の軽やかなラブコメで包んであり、非常に読みやすいのが特徴。装丁もすっきりし少女マンガが苦手、という人も気軽に楽しめます。是非是非この夏休みに、このブログにやってくるメディア関係者、広告関係者、そして学生のみなさんに読んでほしい一冊です。 シンガーソングライターの広瀬香美さん(@kohmi)が、twitterを使い始めて2週間でイメージソング「ビバ☆ヒウィッヒヒー」という曲を作って、ブログで公開しました。これのおかげでブログサーバーが落ち、それを親友の勝間和代さん(kazuyo_k)が救うなど、今日一日何かと話題を集めました。なぜヒウィッヒヒーなのかというと、広瀬さんがtwitterの「t」を「ヒ」と見間違って日本語まじりで読んでしまったから。ここ1カ月程twitterを集中的に使ってみていたので、この曲が出来上がるまでの2週間はとにかくおもしろかった。勝間さんがメキメキtwitterを使いこなす一方、広瀬さんが天然をかましながら勝間さんやユーザーに使い方を教わる図がほのぼのしていて和むのです。そこに連載メディアである毎日jpが指南役として絡み、トータルで広瀬香美周辺のいいプロモーションになっています。楽曲の公開の仕方も無料でフルコーラスを聞かせ、歌詞も全部ブログに載せるというオープンなスタイルで、これも意識の高いネットユーザーに好感される所となりました。ネットの常識をはき違えて、残念な絡み方をした人もいましたが...。 こうして実際出来上がった曲は、当然ながらプロクオリティ。だけどこれは「みんなで」作ったものだという事を広瀬さんは強調します。twitterを使うことから始まるプロセスを共有する事でファンの共感を呼び、出来上がった寄り代となるコンテンツの質が高いからそれがクチコミとなって伝播します。最近では芸能人ブログ×商品紹介がもてはやされますが、その中身の文章は所詮素人のそれ。いくら素人がマッシュアップした所で、クオリティで言えばトップアーティストの入り口にしかたどり着けないのです。なのにわずか2週間でフォローするだけで、こんなリアルサクセスストーリーの共作・共演者になれたような満足感、悪い気しませんよね。誰の仕掛けか(カツマー?)は分かりませんが、プロがプロの仕事をする事を人々が尊敬できる、そんなコミュニケーションデザインに非常に好感を持ちます。 情報の出し先が増える程度に考えていると、プロであっても新しいメディアとの付き合い方は一生見えないでしょう。そのメディアに応じたコミュニケーションの形ってあると思います。少なくとも広瀬さんは、この2週間でかなり今までと違う層のファンを増やしたはず。今年の夏は全国の海岸で「ヒウィッヒヒー☆ビバ!」と歌い踊るおっさんを見かける事が出来るでしょう。
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